人材開発支援助成金(人材育成支援コース)/札幌助成金センター2023おすすめ助成金
人材開発支援助成金(人材育成支援コース)/札幌助成金センター2023おすすめ助成金
投稿日:2023年5月23日 カテゴリー:雇用関係助成金,キャリアアップ・職場定着支援・通年雇用・時間外労働改善等,人材開発関係(キャリア形成)の助成金,ブログ
今回は人材開発支援助成金(人材育成支援コース)の人材育成訓練についてご紹介します。 人材育成訓練とは職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練を計画に沿って 実施した場合(10時間以上)に訓練の経費や賃金の一部が助成されます。 外部研修などで社員の知識やスキルアップのための研修を受講させたいときに利用できる助成金です。 ※職務に関連しない内容だった場合は除外されます。
対象者と基本要件をご紹介します。 訓練の対象者 ・申請事業主の被保険者(訓練終了日または支給申請日において) 基本要件 ・OFF-JTにより実施される訓練であること(事業内または事業外訓練) (OFF-JT…事業活動と切り離して座学などにより行う訓練のこと) ・実訓練時間が10時間以上であること (実訓練時間…職務に直接必要でない訓練時間や昼食などの食事を伴う休憩や移動時間、 小休止などで範囲を超えた時間などを除いた訓練時間のこと。) ★対象の訓練とは ・事業内訓練 1.自社で企画・主催・運営する訓練計画により、社外より招へいする部外講師により行われる訓練 2.自社で企画・主催・運営する訓練計画により、部内講師により行われる訓練 ※部外講師・部内講師は経験や資格など要件を満たす必要があります。 ・事業外訓練 謝儀の教育訓練機関に受講料を支払い受講させる訓練等 例:公共職業能力開発施設や学校教育法による大学。教育訓練を行う団体の設置する施設など… 訓練実施方法が労働者の自発的なもの、定額制サービスのもの、質疑応答などがない一方的なもの、テキストなど教材を使用しないものなどは対象外になります。
↓↓↓支給までのおおまかな流れを紹介します↓↓↓ ①職業能力開発推進者の選出 ・職業能力開発のキーパーソンを決めます。(基本的に事業所ごとに1名) ②事業内職業能力開発計画の作成 ・自社の育成方針等を記載したもの。 経営理念や職務向上に向けて目指すものを記入する。 キャリアコンサルティングの実施を記載する ③訓練計画の作成・提出 ・労働者の対象の訓練計画を作成し、必要書類を添えて管轄の労働局へ提出します。 作成には対象訓練の要件を満たしているか、対象労働者はだれか。などチェックし作成します。 外部研修等研修の申し込みは計画届提出までに行う必要があります。 ※訓練開始日(研修初日)から起算し1か月前までに提出が必要です。 ④訓練の実施 ・実際に申し込んだ訓練を実施します。 日程などが変わる場合は前日の労働局開庁日までに変更届の提出が必要です。 ⑤支給申請書の提出 ・支給申請書と提出必要書類を提出します。 訓練終了日の翌日から起算して2か月以内 ⑥支給決定 審査の上、支給か不支給が決まります。 要件を満たしてしっかりと支給を受けたいものです。
助成額 下記表からご確認ください
厚生労働省HPより
詳細は厚生労働省のホームページをご覧ください。 人材開発支援助成金HP
また、この訓練修了後に正社員転換をすると、「キャリアアップ助成金正社員化コース」に おいて助成額の加算措置があります。 併せて活用すると助成額が増えるのでお勧めです。 研修を受講させたい!この助成金に興味があるという事業主様は 是非さっぽろ助成金センターまでご相談ください!