小売業 新入社員に計画的に訓練実施して60万円受給 H28
小売業 新入社員に計画的に訓練実施して60万円受給 H28
投稿日:2016年12月5日 カテゴリー:キャリアアップ助成金,助成金受給例,キャリアアップ・職場定着支援・通年雇用・時間外労働改善等,製造・小売業
業種 | 小売業(部品製造・販売) |
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事業規模 | 正社員:16名、契約社員:2名 |
助成金受給額 | 約60万円 |
受給した助成金 | キャリアアップ助成金(人材育成コース) |
地域 | 札幌市中央区 |
さっぽろ助成金センターがお手伝いしたこと
- 申請書作成および提出代行
- 労働契約書の作成支援
- 対象者(労働者)への説明
- 未払い残業チェック
- 出勤簿チェック
- 訓練日誌チェック
- 支給申請書作成および提出代行
助成金受給までの流れ&その後
「新入社員に計画的に職業訓練を行いませんか?」
もともとこの会社では、新入社員には6ヵ月の契約期間を設け、正社員への転換を判断していました。
そこで相談されたのが、
・・6ヵ月間で正社員になるほどの知識や能力を習得させることが難しい・・
ということでした。
相談を受け私たちは、新入社員に計画的に職業訓練を行うことをご提案しました。
「計画的に職業訓練を行うとは?」
この助成金では6ヵ月間のカリキュラムを作成し、それに沿って職業訓練を行って頂きます。
カリキュラムの中には、OJT(実務)と、OFF-JT(実務外で行われる訓練。座学等)
の2つを組み込まなければなりません。
この会社さんでは、まずは商品知識を付けてほしいとの希望を受け、
OFF-JTとして自社商品の種類や特徴の説明に多く時間を割けるようカリキュラムを作成しました。
「職業訓練を行うのって大変!」
実際に職業訓練が始まり、社長から言われた一言でした。
OJT・OFF-JT共に、訓練生には講師が常に付きっきりで教えなければなりません。
これが実際にやってみると、なかなか時間が取れないことがあり、
計画通りに進めることがすごく難しい!
さらに訓練生には毎日訓練日誌を書いてもらい、講師には日誌に対するコメントを書いてもらったのですが、
訓練生・講師共にそれを毎日の習慣にすることにも時間がかかったようです。
何とか訓練生と講師共に力を合わせ、計画通り職業訓練を終わらすことができました。
「今回のきっかけがなければ、ここまでの訓練を行うことはなかった。」
計画的に職業訓練を終えられ、今まで新入社員を教育していた気になっていたけど、
全然足りなかったと気づいたよ。
今回のきっかけがなければ、ここまでの訓練を行うことはなかった。と話してくれました。
また訓練生からは、毎日コメントをもらえるためどこをどう直せばいいかが分かった。
座学で商品知識を付けられたので自信を持って営業で商品を勧められるようになった。
と言っていたと社長が嬉しそうに報告してくれました。
訓練の詳細、受給金額
気になる受給金額ですが、
OJTとOFF-JTともに、1時間800円の助成を受けることができます。
カリキュラムは月120時間(OJT・OFF-JT含め)取り組むよう作成し、
月120時間×6ヵ月で576,000円の助成金受給に繋がりました。
どのように新入社員を教育していくのですか?という問いに、
6ヵ月間の計画をきちんと決め、実行できている会社はありますでしょうか?
そこまで出来ているところは少ないと思います。
何となく簡単な業務から手伝わせ、何となく業務を任せていく。。
それでは、個人の最初の基礎能力とやる気によるところが大きくなってしまいます。
大事なのは、どのように育てていくかです。
もっと計画的に、効率的に訓練を行うことで、能力・知識UPや定着率UPに繋げられる。
キャリアアップ助成金はそんな会社を応援する助成金です!
各会社に合わせ、始まりのカリキュラムの作成から受給まで責任を持って支援して参りますので、
まずはお気軽に、さっぽろ助成金センターにご相談ください!