パチンコ店 新入契約社員に訓練をし、その後正社員化して1人当たり80万円受給 H28
パチンコ店 新入契約社員に訓練をし、その後正社員化して1人当たり80万円受給 H28
投稿日:2016年9月1日 カテゴリー:キャリアアップ助成金,生活関連サービス業・娯楽業,助成金受給例,キャリアアップ・職場定着支援・通年雇用・時間外労働改善等
業種 | サービス業(パチンコ店) |
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事業規模 | 正社員:20名、契約社員:5名、パート:30名 |
助成金受給額 | 人材育成コース:約50万円 正社員化コース:30万円 |
受給した助成金 | キャリアアップ助成金(人材育成コース、正社員化コース) |
地域 | 北見市 |
さっぽろ助成金センターがお手伝いしたこと
- 申請書作成および提出代行
- 就業規則(正社員転換制度規程)の作成
- 労働契約書の作成支援
- 訓練カリキュラム作成支援
- 対象者(労働者)への説明
- ジョブカード作成指導
- ジョブカード面接の予約
- 訓練日誌チェック
- 未払い残業チェック
助成金受給までの流れ&その後
「パチンコ店での助成金を受給することはできるのか。」
パチンコ店の事業主様から助成金のご相談を頂いた当初、解決が必要な課題が山積みの状態でした。
・そもそもパチンコ店のように風俗営業に該当している場合、助成金の申請はできるのか?
・深夜時間勤務でも助成金の対象となるのか?
・日によって変わる労働時間の中で、どうやって研修時間を確保するのか?
・あちらこちらに店舗が複数にあり、店舗ごとの研修ではなく、合同での研修は可能か?
などなど、多くの課題があり、ハードルが高い申請でした。
それでも、お客様、関係省庁と打合せを重ねながら、課題を1つ1つ解決していくことで、
無事に訓練の実施許可を得るに至りました。
しかし、実際に職業訓練が始まってからも壁にぶつかります。
パチンコ店特有の就業形態から訓練講師と訓練生のシフト時間がなかなか合わず、訓練時間を確保できないことが一番の課題でした。
当初考えていた方法ではOJT(実際の仕事を行いながらの訓練)の時間の最低ラインである425時間(6か月訓練の場合)を確保できそうになく、対策を考えなくてはならなくなりました。
お客様と相談をしながら、パートタイマー、契約社員の中から訓練生を絞り、「講師1人に訓練生を2人」を1組にしてシフト組む等の工夫で、無事に550時間のOJT訓練を確保することができました。
また、Off-JT(座学による訓練)においても、店舗が点在しており合同で研修ができないという課題にぶつかりましたが、
Skypeのテレビ電話を活用し遠隔地にある店舗の研修生も合同で研修を無事に終えることができました。
このように、助成金を申請する時には訓練時間の最低ラインなど様々なルールがあり、きちんと守っていないと助成金をもらうことはできません。
このルールがすべての業種に当てはまるようにできているわけではなく、上記のように「パチンコ店の場合はそもそも助成金を申請できるの?」という疑問も生まれます。
関係省庁と協議を重ねることで、初めて利用できることがわかるケースもあるのです。
「自分の業種の場合は当てはまるのだろうか?」「壁に当たった時に一緒に対策を考えてくれる専門家が欲しい」。
そのようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非一度、さっぽろ助成金センターにお気軽にご相談ください。
初回相談(60分)は無料です。お電話お待ちしております。