整骨院 新規開業で900万円(平成21年~平成24年)
整骨院 新規開業で900万円(平成21年~平成24年)
投稿日:2016年12月15日 カテゴリー:地域雇用開発助成金,助成金受給例,雇入れ関係の助成金,医療・福祉
業種 | 整骨院 |
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事業規模 | 正社員:5名、パート:2名 |
助成金受給額 | 900万円(300万円×3回) |
受給した助成金 | 地域雇用開発助成金 |
地域 | 札幌市 |
さっぽろ助成金センターがお手伝いしたこと
- 申請書作成および提出代行
- 労働契約書の作成支援
- 社会保険、雇用保険、労働保険各種お手続き補助
- 求人票作成支援および提出代行
- 未払い残業チェック
- 出勤簿チェック
- 支給申請書作成および提出代行
助成金受給までの流れ&その後
新規開業は設備投資にお金がかかる!
「札幌市内で整骨院とスポーツトレーニングジムの併設施設を開業したい」と
ご相談をいただき、当時、受給の難易度が低かった「地域雇用開発助成金」を提案致しました。
整骨院のイメージは、施術を行う人材がいれば、そんなに開業コストが
かからないと思っていましたが、
整骨院やスポーツトレーニングジムで使用する機械って、高いんですね!
しかも最先端の機械を導入し、他院と差をつけたいとのご希望もあり、
ランダムアクセス波が出る治療器や、
近赤外線治療器、超音波治療器、電気治療とセットで使う加温器、ベッド、
待合室のテレビ、スリッパディスペンサー等々・・・
また、トレーニングジムのほうでもファンクショナルトレーナーやら、諸々・・・
それに加えて内装工事費、サイン工事、テナント賃貸料、PC等々・・・
かなりの初期投資が必要であることがわかりました。
地域雇用開発助成金とは?
そこでご提案させていただいたのが、地域雇用開発助成金です。
こちらは、雇用機会が特に不足している地域(札幌含む)の事業主が、
事業所の設置・整備を行い、併せてその地域に居住する求職者等を雇い入れる場合、
設置整備費用及び対象労働者の増加数に応じて、
1年毎に最大3回、助成金が受給できるという制度です。
今回の整骨院様では、対象経費が1,000万円を超え、従業員を5人雇用する
予定があったので、300万円を3年に渡り受給することができ、結果900万円を受給しました。
地域雇用開発助成金の現在
実はこの、地域雇用開発助成金ですが、
現在は上記でご紹介した当時より、要件が厳しくなっております。
助成金額は、下記の通りとなっております。
設置・整備費用 | 支給対象者の増加数(( )内は創業の場合のみ適用) | |||
---|---|---|---|---|
3(2)~4人 | 5~9人 | 10~19人 | 20人以上 | |
300万円以上 1,000万円未満 |
50万円 | 80万円 | 150万円 | 300万円 |
1,000万円以上 3,000万円未満 |
60万円 | 100万円 | 200万円 | 400万円 |
3,000万円以上 5,000万円未満 |
90万円 | 150万円 | 300万円 | 600万円 |
5,000万円以上 | 120万円 | 200万円 | 400万円 | 800万円 |
※1回目の支給時に限り支給額の1/2の金額が上乗せされます。(中小企業限定)
創業の場合は、さらに1回目の支給額の1/2の金額が上乗せされます。(中小企業限定)
例えば上記のケースのように、対象経費1,000万円、雇入れ5名ですと、
100万円が3年に渡り受給できるので、最大でも400万円の受給となります。
受給には様々な要件が・・・コツとテクニックが必要です。
対象経費、、、と言っても、なんでもかんでも対象経費に
できるわけではございません。国からお金をもらうのですから、当然ですよね。
注文書、注文請書、納品書、請求書、振込書等、
キチンと購入した事実を証明できなければ認められません。
また、理由なく高額な機械や、高級車、事業と関係なさそうな物品なども
認められない場合があります。
対象労働者についても、ハローワーク等職業紹介事業者からの紹介でなければならない、
退職してしまったら、3ヶ月以内に補充しなければならない、など
様々な要件がございます。
面倒くさそうと思った方もいらっしゃるかと思いますが、
うまく制度を利用できれば、経営の助けになることは間違いございません!
申請代行は、さっぽろ助成金センターにご相談下さい!
助成金の受給には、そういったノウハウやコツとテクニックが必要です。
受給実績が多くある、さっぽろ助成金センターにお気軽にご相談ください。