運送業 従業員にに大型・けん引運転免許の取得支援をして助成金を受給できます。
運送業 従業員にに大型・けん引運転免許の取得支援をして助成金を受給できます。
投稿日:2016年11月10日 カテゴリー:人材開発支援助成金,助成金受給例,キャリアアップ・職場定着支援・通年雇用・時間外労働改善等,運輸業・郵便業
業種 | 運輸業 |
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事業規模 | 正社員:90名、契約社員:10名、パート:3名 |
助成金受給額 | 約370,000円 |
受給した助成金 | キャリアアップ助成金 |
地域 | 石狩市 |
さっぽろ助成金センターがお手伝いしたこと
- 訓練計画書作成および提出代行
- 労働契約書の作成支援
- 未払い残業チェック
- 出勤簿チェック
助成金受給までの流れ&その後
トラック業界の深刻なドライバー不足・・・
トラック運転手、バス運転手、トレーラー運転手・・・
どの運輸・運送業界もドライバーとなる従業員が不足していますね。
求人を出しても応募者が少なく、頭を悩ませている事業主様も
多くいらっしゃるかと存じます。
そんな中、ある事業主様から、「若手ドライバー不足のため、
倉庫業務に従事している現有社員もトレーラーのドライバー業務ができるように、
大型自動車運転免許およびけん引免許を取得させたい。」
とのご相談をいただきました。
若手社員のキャリアアップに貢献!
なにか使える助成金は無いか・・・と考え、キャリア形成促進助成金をご提案いたしました。
運転免許は、個人に付く資格ですので、会社が出資してくれて、
しかも就業時間内に行けるとなると、
従業員にとってはとてもありがたいお話です。
会社としても、信頼のおける優秀な若手社員にドライバーとしても活躍してもらえるとなると、
新規でドライバーを雇用するより、メリットは大きいと思います。
正社員の資格取得には、キャリア形成促進助成金が有効!
運送・運輸業者がキャリア形成促進助成金を活用できる研修・講習の要件は、
① 対象者が正社員であること
② 訓練時間の合計が20時間以上の訓練であること
③ 事業に関連する訓練であること(一部の研修は対象外となります。事前にご相談下さい!)
③ 就業時間内に有給で訓練に行かせること
④ 労働法令を遵守し、勤怠管理や残業計算を適正に行っていること
⑤ 労働保険料の滞納や、未払いが無いこと
⑥ 過去6ヶ月間に、解雇者を輩出していないこと
などなど様々です。
本件の事業主様のケースは、大型自動車運転免許とけん引免許のセットプランに入校し、
20時間の訓練要件をクリアすることができました。
そして気になるのが、助成金額ですね・・・
キャリア形成促進助成金は、以下の助成金が受給できます。
❶ 経費助成:自動車学校(研修会社)に支払った受講料の2分の1(大企業は3分の1)※上限10万円
❷ 賃金助成:通学時間1時間あたり800円(大企業は400円)
助成金は、受講後に申請し、審査が通れば支給決定されますので、
最初は持ち出しになります。
また、実際にかかった費用を本助成金額が上回る事はありません。
あくまでも人材育成費用の「補填」に過ぎませんのでご留意下さい。
助成金受給のコツ&テクニックは?
事業運営・人材育成に役立つ助成金!とはいっても、ラクに取れるものではありません。
今回のケースですと、助成金申請を訓練開始の1ヶ月前にしなければならず、
教習所への入校のタイミングの調整が難しかったり、
本人が教習所へ行っている時間を労働時間だと認識しておらず、
出勤簿に不備があったりとアクシデントがありました。
事業主様のご協力もあり、無事に受給することができましたが、
助成金要項には載っていない書類の提出を労働局の窓口担当者に命じられるなど
思わぬ落とし穴もあり、手間がかかりました。
申請代行は、さっぽろ助成金センターにご相談下さい!
助成金の受給には、そういったノウハウやコツとテクニックが必要です。
受給実績が多くある、さっぽろ助成金センターにお気軽にご相談ください。
初回相談(60分)は無料! お電話お待ちしております。

