整骨院 男性の育児休業取得応援で60万円 H28
整骨院 男性の育児休業取得応援で60万円 H28
投稿日:2016年9月1日 カテゴリー:両立支援等助成金,助成金受給例,両立支援等関係の助成金,医療・福祉
業種 | 医療・福祉・介護 |
---|---|
事業規模 | 正社員:16名、契約社員:2名、パート:2名 |
助成金受給額 | 60万円 |
受給した助成金 | 両立支援等助成金 |
地域 | 札幌市 中央区 |
さっぽろ助成金センターがお手伝いしたこと
- 申請書作成および提出代行
- 就業規則(育児介護休業規程)の作成
- 育児休業申出書の作成支援
- 育児休業取得のアドバイス
- 対象者(労働者)への説明
- 未払い残業チェック
助成金受給までの流れ&その後
男性が育児休業をする時代です。
まだあまり浸透していない「男性の育児休業」。
女性の育児休業取得がやっとメジャーになってきたところで
男性の育休となると、なかなか難しいようにも感じますが、
ネットや新聞、テレビのニュースなどでも話題になっていますね。
政府も推奨しており、官公庁に行くと、「イクメン」のポスターをよく見かけるようになりました。
そうはいっても、まだまだ日本の男性の育休取得率は2%。
中小企業の実態からすると、なかなか難しい課題ですね。
男性の育児休業で60万円!
そんな中、両立支援助成金から、男性従業員が育児休業を取得すれば
60万円の助成金が受給できるという制度が誕生しました。
顧問先の整骨院様に伺った際に、
男性の従業員にお子さんが生まれる予定があるというお話になりました。
最初は「無理だろう…」という雰囲気でしたが、
実は、本助成金の育休の要件は、公休も入れて5日間連続で取得すればよい
というものなのです。
それであれば、従業員のためにもなるし、事業上、無理なくできそうだ
というご判断をいただき、事業主の方と一緒に計画を始めました。
事前に従業員全員に周知パンフレットを配布し、
事業主からも対象となる男性従業員に対して育児休業取得の促しがありました。
そうして、対象となる男性従業員は、5日間の育児休業を取得することができました。
従業員に喜ばれる!
今回育児休業を取得した男性従業員は、
「実家が北海道外にあり、育児休業を取得することで、ゆっくり挨拶に行けた」と喜ばれていたそうです。
事業主様も、「サービス業はどうしても労働時間が長くなりがちだが、
従業員が働きやすい会社を作っていきたい。本助成金はいいきっかけになった」と喜んでいただけました。
男性の育児休業はまだまだ取得を促進することがは難しい企業様が多いと思いますが、
北欧ノルウェーでは、約20年前にはおよそ2%だった男性の育休取得率も、
政府が力をいれて取り組んだことで、現在では約90%にもなっているそうです。
北欧と日本では、社会の基盤がまったく違いますが、
男女ともに育休を使いながら、育児のために離職することなく働き続けられる会社が
日本にも増える時代がもしかしたら、くるかもしれませんね。
助成金の受給に関しては、様々な要件やコツ・テクニックが必要です。
ぜひ、ご相談下さい!
初回相談(60分)は無料です。お電話お待ちしております。