業務改善助成金 最低賃金引上げ | 2018年度
業務改善助成金 最低賃金引上げ | 2018年度
投稿日:2018年10月30日 カテゴリー:助成金基礎知識,業務改善助成金,おすすめ助成金,生産性向上等を通じた最低賃金の引上げ支援関係の助成金
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援することで、「 事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)」の引上げを図るための制度です。
生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)やサービス(教育訓練や経営コンサルティングなど)の利用などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部が助成されます。
事業場内最低賃金を一定額(30円または40円)以上引き上げる計画を策定し、就業規則等に規定します。引上げ後の賃金額が、事業場内最低賃金になることが必要です。
生産性向上のための設備投資や、サービスの利用などの業務改善計画を立て、その費用を支払います。
引き上げる労働者数 | 助成額上限 | 助成率 |
---|---|---|
1人~3人 | 50万円 | 70% |
4人~6人 | 70万円 | |
7人以上 | 100万円 |
引き上げる労働者数 | 助成額上限 | 助成率 |
---|---|---|
1人以上 | 100万円 | 70% |
週に4回5時間勤務している入力専門のパートさん(時給810円)の時給を、10/1の最低賃金引上げ(25円アップ)に合わせ、その対策として1か月前に最低賃金引上げ額より5円多い30円上昇させ、時給840円とすることで、業務改善助成金の対象となるため、業務効率を上げるための歯科医院専用のPOSレジ会計システム(60万円相当)を導入しました。
引き上げる労働者数:1人
助成金上限:50万円
助成率:70%
助成額:POSレジシステム60万円x助成率70%=42万円
☆結果として、60万円-42万円=18万円でPOSレジ会計システムが導入できました。
助成金の受給のためだけではなく、その後も運用していける制度を作成しませんか?
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